Profile

鈴木結 Suzuki U(通称:ゆうゆ・オカン、、、呼びたい名前でどうぞ!)プロフィール

1985.4.22生まれ、静岡県袋井出身

幼少期より食べるのが大好きですくすくと成長。高校時代に演劇に出会い、表現することや全体を演出することに魅了され舞台演出家の道を志す。その時、ちょうど芸術系の大学が静岡県に新設され、有名な演劇評論家の先生がいるということを知り、あわよくば何かおこぼれに預かれるのではと思い、下心十分で入学。しかし今のアート界の現状(才能があっても食っていけない)を目の当たりにし、まずはそういった才能ある人たちを支えようとアートマネージャーへと大転換するが、自分が掲げた理想が絵に描いた餅以上にならないことを思い知り、まずは社会を学ばなければと思い、一般企業に就職。そこが農場を持つ八百屋で、接客販売を通して、青果の知識を身につけていく。順調に行っていた矢先、朝早く夜遅い仕事がたたり、ある日突然食べ物が食べれなくなり、明日の朝一歩も動けなくなるかもしれないという不安が押し寄せ、心療内科へ駆け込むが、仕事への意欲があることから、鬱の診断はおりず、原因不明。その後、自分が作った“里芋の煮っころがし”だけは食べれることがわかり、徐々に回復していく。その中でこれまでの食生活の荒れっぷりを振り返るとともに、1日の最後になんで自分はコンビニ弁当食べてるのかと悲しい気持ちになり、これは自分だけが感じていることではないのではと思い、そういった人たちに向けて食事の提供を出来る場を持ちたいと思うようになる。その思いを持った数ヶ月後、地元の物件を破格の金額で借りられることになり、3年務めた八百屋を退職し、地元で「オカン食堂」というカフェを開業する。最初こそ、集客に苦心するが、周囲の方々の協力もあり、雑誌に取り上げられたり、地元の数千人を集客するイベントに出店できたりし、売り上げは順調に伸びていく。しかし、2年を過ぎた頃、突然「このままでいいのだろうか」という不安が襲ってきて、自分の世界が縮小していくような気持ちになり、当時好意にしていた方からの助言もあり、一度全てをゼロにする決意をし、カフェの全てを母に譲渡する。(現在もカフェは営業を続け、地元の人気店となり2019年で9年目を迎える。)

そして、一念発起して上京し、これまで接客業でお客様を待つ仕事をしていたため、自分からお客様の懐に入っていく仕事をしようと思い、営業の世界に飛び込む。しかし、半年間は全く思うような結果が出ず、毎日デスクでなく日々を過ごす。そんな時、季節外れのインフルエンザにかかり、半年間を回想する時間を得て、「ここが今の自分の限界なんだ。新しいことをするには新しい知恵が必要なんだ。」という考えに至り、上司に頭を下げ、スケジュールを立てるところからやり直しの指導を入れてもらい、6倍の成果を出す。そこからも紆余曲折を経ながら営業の仕事に取り組むが、ある日会社で新設したキッチン付きの会議室の試験運転のために料理を頼まれ、料理をすると全スタッフから賞賛を浴び、自身の幸福と他者の幸福が同時に起こることを体感し「勝ち負けではなく、私も目の前の人も同時に幸せになる方法ごあるんだ!」という大きな気づきを得る。そして、変わりゆく社会の中で、これからは女性性の開花、本来の感性を女性が取り戻していくことが重要だと感じ、料理という手段を使って感性を開くプログラムを開発。2019年6月に営業職を辞し、2019年7月に「O-katte」を開業。